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ドリルやテストの会社選び📕

国語の漢字ノートは2冊に分かれているものと3冊に分かれているものがあったり、
算数の計算ドリルは授業のちょっとした復習ができつつ、練習問題がちょろっと載っているものと練習問題ばかりのものがあったり、カラーかモノクロか含め、会社によって様々でした。
メモ程度にどのように選んだかを軽くまとめておきます。↓
- 算数の計算ドリル
⇨授業のちょっとした復習ができ(大切なポイントが丁寧に書かれている)、練習問題が載っているもの - 国語の漢字ドリル
⇨2学期制の場合は2冊、3学期制の場合は3冊に分かれているもの - 国語と算数のテスト
⇨ベテラン教員が「国語はこれ、算数はこれでしょ」とさくさく決めていたので、おそらく“この会社がいい”というものがあるのではないかと思われます。1学級しかない場合は、他の学年のベテラン教員に「国語と算数のオススメの会社はありますか」と質問するといいでしょう - 社会や理科のテスト
⇨算数の計算ドリル、国語の漢字ドリル、国語と算数のテストで選んだ会社意外の会社から出ているテストを選びます。なるべくカラーのものがいいです。
使い終わらないといけないドリルやテストの量📕

所見って?
所見とは、通知表に書く「子どもの成績や日常生活の記録をまとめた文章」のことです。
学級人数分、学校生活(例えば係活動)・学習(例えば授業や宿題の取り組み)の様子を書きます。これに加え、道徳や外国語活動、総合的な学習の時間等の様子を書くこともあります(学校や学年、学期によって内容は異なります)。
一番大変な、国語と算数の量を紹介します。↓
<国語>
- 漢字ドリル…各学期1冊
- 漢字小テスト…毎週1枚のペースで取り組まないと間に合わない量
- カラーテスト(一般的に知られる大きなテスト)…各単元+α(発展テストや漢字のまとめテスト)
<算数>
- 計算ドリル…各学期1冊
- 確認テスト(カラーテスト前に行う小テスト)…各単元
- カラーテスト…各単元+α
多いですよね。実際、漢字の小テストなんかは2週間遅れると成績処理に間に合うか怪しくなるくらいの量でした。
どうやってこなしていくの?…国語編
ドリルと小テスト
漢字ドリルと漢字小テストは、このようにこなしていっていました。↓
宿題/テスト | |
月曜日 | 漢字ドリル(テスト1の範囲) |
火曜日 | 漢字練習(テスト1の範囲) |
水曜日 | 漢字練習(テスト1の範囲) |
木曜日 | 漢字練習(テスト1の範囲 |
金曜日 | 漢字練習(テスト1の範囲) |
週明けた月曜日 | 漢字テスト(テスト1) 漢字ドリル(テスト2の範囲) |
月曜日 | 漢字練習(テスト2の範囲) |
火曜日 | 漢字練習(テスト2の範囲) |
水曜日 | 漢字練習(テスト2の範囲) |
木曜日 | 漢字練習(テスト2の範囲) |
金曜日 | 漢字練習(テスト2の範囲) |
週明けた月曜日 | 漢字テスト(テスト2) 漢字ドリル(テスト3の範囲) ※再試をする学年もあります。私のときはすることになったので行っていました。その場合、テスト2と同じ日に続けて実施していました。 |
再試をする学年もある
学年によっては、再試を取り入れる場合があります。
再試をするとなると、再試分+今回の分で、8〜10分テスト時間をとられてしまいます。これはけっこう痛いです。
授業の残り時間は約35分しかなく、何を取り組もう…と思うからです。
こういうとき私はこのようにしていました。↓
- 単元の最初の時間の場合は、音読を行う→感想をノートに書かせる
- 算数の確認テストができる状態のときは、行う
- 社会のテストができる状態の時は、行う
- テスト返却がある時は、返却する学校行事関係で子どもに何か作らせないといけない物があれば、作る時間に当てる
- 図書館へ行く
カラーテスト
カラーテストは、成績をつけるために点数をメモしておかないといけない最低限のテストです。
これは、テストができる状態になったらどんどんテストをしていきます!
後回しにすると、成績処理の所見を書かないといけないものすごく忙しい時期にたくさん採点をしないといけないことになります。
例えば成績処理の時期に5種類テストを行うと、5種類×30人分で150枚つけるわけです。
これだけではなく、種類ごとに、観点別にエクセルに入力していくという作業も待っています。正直地獄です。
T.Tの先生が来てくださる時間は、テストは避ける
T.Tの先生は子どもをサポートするために学級へ来てくださっています。ですので、なるべく授業をしましょう(前叱られたことがあります…)。
学期末、テストが溜まって来て大変な時には、相談するといいですよ(^-^)
どうやってこなしていくの?…算数編
計算ドリル
計算ドリルは、方法が2つあります。
授業で教科書の問題を解き終わった人から取り組む方法 | <良いところ> ・勉強が得意な子どもが練習問題を早く解き終わったときのためのプリントを準備する手間が省ける <悪いところ> ・勉強が苦手な子どもは、計算ドリルがどんどんたまってしまう <どうしたらいいか> ・1学期中に習わなければならない全単元が終わった後、計算ドリルを終わらせるための時間をとる(このときは、得意な子どもにはプリントを準備する必要がある) <注意点> ・勉強が得意な子どもは、何も言わないでいると、どんどん先へ進んでいきます。すると、「教科書の問題とき終わったけど、もう計算ドリルをするところがない」ということが起こります。ですので、授業で「早く解き終えたら、計算ドリルの◯ページを解きます。解き終わったら自分で丸付けをします。全て終わったら、友達にこそこそ話でヒントを出してください」と予め伝えておく必要があります ・計算ドリルを終わらせるための時間をとる必要があるので、授業はなるべくはやく進めるということを意識します |
宿題として出す方法 | <良いところ> ・宿題として出すので、確実に終わる ・日々宿題プリントを印刷する必要がない ・計算ドリルの進度の差が開かない<悪いところ> ・勉強が得意な子どもが早く練習問題を解き終わったときのためのプリントを毎時間準備する必要がある ・プリントを何枚準備したらいいのかがわからない ・そもそも、プリントを準備するのが意外と大変。学校に置いているドリルは、学習指導要領の改定により、内容にズレが生じているものがちらほら…(お金もないし、使えないわけではないので買い替えません)<注意点> ・この方法をとる場合には、自分で教科書・計算ドリルを持って、本屋さんへ行って実際に本屋さんのドリルを手にとって、内容に合い、自分が「授業で使いやすい」と感じたものを別購入した方がいい ・プリントは複数種類準備しない方がいい。2種類くらいならいいが、1度授業で使ったプリントは次の時間には使わない。次の時間では新しいプリントを準備する。誰がどこまで進んだのかがわからなくなってしまう。 |
確認テスト
確認テストは、カラーテストを行う前のどこかで取り組みます。
私はこのように行っていました。↓
- 「○分間は自分の力で解きましょう」
↓◯分経過 - 「今、自分でよくわからなかったな、教科書で確かめたいなと思う問題に☆印をつけましょう」
↓ - 「△分、教科書で確かめながら解いていいですよ」
△分経過 - 「それでは、今から答え合わせをしていきます。赤ペンを持ちましょう」
カラーテスト
こちらは、国語のカラーテストと同じですm(__)m