
新任先生のお悩み
こんにちは、こちゃ(@cocha51)です!
今回は新任先生のこんなお悩みを先輩先生に聞いてみました!

先生が指示したことに対して「やりたくない」「えー」と言う子どもがいます…。先生方はどう対応されているのか教えていただきたいです。

先輩先生からの回答
最初が一番大事!


一回こういうことを話しておくと、「えー」って言葉がまた出たときに「あれちょっと待って。この間なんて言ったっけ。なんて話をしたか覚えてる?」って聞くんです。
そしたら「あ!」って思い出すような顔をするので、「思い出したか~!えらい!」って褒めることもできます。
なので、最初にこういう言葉が出たときが指導のチャンスかなと思います^^
対少人数の場合
4月最初、1回目に言った瞬間に「マイナス言葉は士気を下げる(悪い影響を与えちゃう)」って話をします。思うのは自由だけど、口に出すのはやめようって。
私は今、習熟度別の授業で、算数が苦手な子を集めた少人数の集団を見ているんですけど、「今日も算数の授業やだ。だるいー」って言う子がいるんです。
その子達に対しては、一回受け入れるようにしています。
ただ、「そっかーそういう日もあるよね」って、それだけ受け入れたら「でもやるよー」ってさらっとやらせます。
学習が苦手でそうやって言う子達って、「書くのが苦手なんじゃないか」って子が多い気がするので、授業の最初にちょっと気がほぐれるような話をして、授業に入るようにしています。
「雨が降ってるねー。雨好きな人ー」とか。まずコミュニケーションをとって喋らせて、嫌な気持ちを忘れさせる作戦です。ガス抜きというか。
そうすると授業の半ばには言わなくなっていきます^^そういう子達って大体喋るのが好きなんですよね。
だからこうしたガス抜きをすることで、ちょっと前向きになってノートを書き始めたりするんです。
高学年の子、特に男の子達はそうやってのせていますね。
そうですね。例えば運動会の練習の後とかで、明らかに疲れていたりする状況だと、対大人数であっても私は流します^^
そうではない状況のときは大人数だと問題ですね。
5月の連休明けなんか、こういった緩みや慣れが出てきますよね。
お願いしたときに「やだ」って言われたら

場合によっては「えー」と言った子に頼まれたとき、同じように「えー。やりたくない」と返したりします(笑)
それから「前言ったけど、今どんな気持ちになった?」「実際言われて、どう?」って聞くこともありますね。
これは絶対言うわけではなくて、機会があれば程度ですけど…^^;
原因を考えて対応する(指示の目的や意義を伝えるなど)

このように、「こう言ったら言わなくなる」っていう考え方より、他の方法を考えたり、状況の見方を変えてみると、今後の教員人生が大きくプラスに変わっていきますよ!
「やりたくない」や「えー」と言わせないことが目的ではないんですよね。
ここの部分は大切にしておきたいですね。
まとめ
- まずは最初(1回目)の指導が大事!
- 場合によっては受容することも
- 人を助ける喜びに気づかせる!
- ぜひモグラ叩き以外の柔軟な発想を^^b
最後まで読んでいただきありがとうございます^^
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