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📕苦労した時間割作り

\始業式前のお仕事⑤はこちら/

始業式前のお仕事⑤掃除当番表と掃除指導
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苦労した時間割📕

初任者教員こちゃ、時間割作成に苦労する

時間割は、週あたりの各教科の授業数から考える

学校は、「1年間に国語は◯時間、算数は△時間授業してね」と決まっています。
これを確実にクリアさせるために作るのが時間割を作ります。

つまり時間割は計画表なんですね。

学校では、時間割を考えやすいよう週あたりの各教科の授業数の書かれたプリントを配ってくれます。これをベースに時間割を考えていきます。

時間割の作り方

①このような紙を準備し、まずは専科の教科を書き込んでいく

専科って?

専科とは、その教科を専門に教えてくれる先生がいる教科のことです。担任の先生は専科の時間はその教科を教える必要がありません。
音楽や理科の専科がよくあります。

②各学年の運動場・体育館の時間にマークを薄くつける

\☆マークをつけたよ/

体育は、各学年で体育ができる日(運動場・体育館が使える日)が予め決まっています。

③各学年の音楽の時間にマークを薄くつける

\♡マークをつけたよ/

音楽も、各学年で音楽ができる日(つまり、音楽室が使える日)が決まっている場合があります。

④初任者研修で外勤が入りそうな時間にマークをつける

\◎をつけたよ/

⑤②③④を書き込んだ状態で同学年の先生たちと体育、音楽、総合をいつ行うか決めていく

\決まったらペンで書いちゃおう/

初任者研修で学校を抜ける(外勤)の場合は、合同授業(2学級以上で授業をすること)をしてもらいます。合同授業をしやすいのは体育や総合です。

☆と◎がかぶっていたら体育を入れるといいです。合同体育をしてもらうことができるからです。何もかぶっていなければ、総合を入れてもらうといいですよ。

外勤がなくても、できたら体育は合同にしてもらうといいですよ!

安心感や成長スピードが全然違います。「体育が全く想像できなくて不安なので、一緒の時間にできませんか」と相談してみることをオススメします。

⑥残った教科を振り分けていく

残った教科はこのように振り分けていきます。↓

  1. まず、整数分振り分けていく
    例えば…国語が6.5時間であれば、6時間分先に振り分けます
  2. 余った小数の時間を、国語と算数から振り分けていく
    空いているコマがあれば、そこに入れていきます。
    空いていない場合は、週あたりのコマ数が小数同士の教科をくっつけていきます。
    例えば…国語/社会 外国語/社会のように

心配であれば、同学年のベテラン教員にチェックしてもらうといいですね(^-^)

完成した時間割は、学級の人数分+2枚(学級に掲示する分と自分が持っておく分)+同学年のベテラン教員分+T.Tの先生分印刷します。

こちゃ
こちゃ
これで完成だよ!

残った教科を振り分けていくとき、意識するといいポイント

  • 専科の前の時間は、移動教室を伴う教科は避ける
    授業に間に合わないことがないようにするためです。
  • 国語は朝1、午後1、体育の後はなるべく避ける
    (子どもが眠たくなるからです。集中力の関係)
  • 同じ授業が2時間連続にならないようにする

時間割を作った後の授業進度の確認方法

各教科の授業進度の達成度(1年にしないといけない授業の何%を達成しているか)は、パソコンで見ることができるようになっています。

基本的に、教員は週に1回、指導記録簿を提出します。

指導記録簿って?

「今週は月曜日の1時間目は算数で〜の内容をして、2時間目は国語で〜の内容をして…」という一週間の内容が記録されたものです(時間割のような表に書き込むようなイメージです)。

指導記録簿を入力すると、各教科の授業進度が勝手に計算されて表示されて、達成度が高い教科と低い教科がわかるようになっているんです。

そのとき、「あれ、社会の達成度が低いなぁ(授業をあまり行えていないということです)。国語は達成度が高いから、今週はこの時間の国語を社会に変えよう」なんて工夫をしていくのです。そうやって各授業時数のバランスを保っていきます。

時間割を変更する時は、専科授業や、T.Tの先生が入る授業は潰さないようにしましょう!