始業式前のお仕事

📕給食当番表で初任者教員にオススメなのは、これ!【給食ルールも】

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始業式前のお仕事③座席
📕4月最初にオススメの座席って?【座席の種類、まとめました】私は教員になって、4月最初から“ちょっと変わった”座席に取り組もうとしていました。でも、ベテラン教員からマンガのように注意を受けました。 4月最初は、学習規律の定着のための時期です。 この学習規律の定着のために一番向いているのは、講義型Aです。 どうしてかというと、一番外部からの刺激が少なく、子どもは集中しやすい座席だからです。教員側にとっても、個人が何をしているのかも見えやすく、指導しやすい座席となっています。...

初任者教員にオススメの給食当番表📕

初任者教員こちゃ、給食当番表を考える

私が初任者教員のときに選んだ給食当番表(マンガ2コマ目)は、このような表です。↓

いつ、誰が、何をするのかがはっきりとわかり、間違いようがないので喧嘩は起こりませんでした。

ただ、張り替えるタイミングで学校をお休みしてしまったとき、代わりに入ってくださる先生がとても困ったと話していました…(確かに困りますよね…申し訳なかったです)。

ですので、一学期分一気に作って→B4印刷して→教室に保管しておいた方がいいです。

こうすることで、張り替えるタイミングでお休みしてしまった場合でも、「ここに入れているのでお願いします」と頼むことができます。

給食当番に必要なお仕事

  • 食器(2名)
  • おぼん(2名)
  • 小さいおかず(2名)
  • 大きいおかず(2名)
  • パン・ごはん(2名)
  • おたすけ(1名)※アレルギー食を持ってきます。アレルギー食がない場合は、おぼんを少し持ったり、できることを手伝ってもらいます。
  • 牛乳(2名)
  • 台拭き(2名)※白衣なし
  • ぞうきん(1名)※白衣なし

大体15〜16名必要です(^-^)

はじめての給食がある日は、給食指導をしよう!📕

はじめての給食がある日には、給食の前の時間に給食指導をします。

私は初任者のとき、中学年を受け持ちました。
「毎年のことだからわかるかな」と思って(あと、私自身が給食のルールをよくわかっていなかったのもあって…)、特に給食指導はしなかったんです。

でも、かなり後悔しました。後になって、「こういうルールが必要なんだ!」と思ったことがたくさんあります。
問題化してから、ベテラン教員の方が教室を見に来てくれるようになって発覚した事実…。

どんな給食のルール(給食指導)が必要なのか、これから詳しくお話します。

教室を出る前のルール📕

初任者教員こちゃ、給食のルールを伝える

具体的には、このように進めていきます。↓

  1. タイム係が「今から計ります」と声をかけたら…
  2. 給食当番は(1)白衣に着替えて→(2)手を洗い、(3)2列に並ぶ
    ※並び方は、白衣の番号順
    給食当番以外の人は、自分の席で読書をする
  3. 給食当番全員が並んだら、先頭の班長が「出発します」と声をかける
    (ここまでの時間が3分以内!タイム当番は、このタイムを記録する)
  4. 教師が「はい」と言ったら、出発する
    このとき、教師は
    ・給食当番がきれいに並んでいること
    ・給食当番以外の子どもが全員自分の席に着いていること
    を確認し、OKであれば「はい」と声をかけるようにする

(参考:野中信之,「必ずクラスを立て直す教師の回復術!」,学陽書房,2017)

この方法は、こちらの本を参考にしたものです。

 

配膳するときのルール📕

  1. 給食当番が配膳する。窓側手前から順番に置かせるようにする。この間、給食当番以外の子どもは自分の席に座って読書をしておく。※どちらの方法でもOKです

  2. 教師は大きいおかず・小さいおかず・ごはんのところで全員に同じ量をついでいるかを見る
    ※全員に配膳し終えたとき、食缶の中が空になるようにつがせる!
  3. 食缶の中が残った場合は、全員に平等に配る

給食当番が配膳するって、どういうこと?

給食当番が配膳するというのは、↑の給食当番表を元に考えると

  • 食器…2人
  • おぼん…2人
  • 牛乳…どちらか1人(給食当番表で、予めどちらか片方に★マークをつけておくとさらにわかりやすく良いかと思います。★マークがついている方は牛乳を配ってねという風に)
  • デザアレ…1人
  • 台拭き…2人
  • ぞうきん…1人

の計9人です。中学年以上であれば、これで問題ないかと思います。

 

最初に食缶の中を空にする理由

不思議ですが、他の方法は全く同じでも、最初に食缶を空にするように全員に平等に配膳しておくかどうかで、残飯の量が全然違うんです。

こんなに残ってるから、「食べきれない」と感じる子どもはそんなに来ないだろう…と思ったら、とんでもありません。来ます。
そして見ただけで「おかわりでは対処しきれないな」と感じる量のおかずが残ります。

私赴任した学校には、もう1人初任者教員がいたのですが、2人ともこの残飯の量に悩んでいました(Twitterでは、少ないとつぶやいている人もいらっしゃったので、地域差があるかもしれません)。

「いただきます」をしてからのルール

  1. 日直さん「給食当番以外の人は、手を洗ってきてください」
  2. 日直さん「いただきます」の挨拶をする
  3. 「食べきれない」と感じる子どもを、お皿を持って並ばせる。
    教師は大きいおかずと小さいおかずのところで減らす
  4. 「もっと食べたい」と感じる子どもを、お皿を持って並ばせる。
    教師は人数を見て、②で出た量を平等に分ける
    ※このときなるべく食缶を空にする
  5. 最初の10分間は、おしゃべりをしないで黙って食べさせる。
    ※10分後も、大きな声でしゃべりながら食べない
    ※給食時間中は、食べ終わっていても、立ち回らせない
    ※放送が流れている間は、おしゃべりせず聞く

    こちゃ
    こちゃ
    初任者教員は、どの程度のお喋りから許してはいけないのかのライン引きがよくわからないだろうから、最初のうちは、例えば専科の先生等、担任を受け持っていないベテラン教員の方にお願いして教室に一緒に入ってもらうといいよ!そして一緒に指導してもらったり、放課後にアドバイスをいただこう!
  6. もし、食缶が空になっていない場合は、はやく食べ終わった子どもに一口分おかわりをさせる。
  7. 食缶が空になったら、片付けをしてOK!

教師は、最初の一ヶ月は配膳台のところで給食を食べるようにします。
そして、片付けに来た子どもが

  • スプーンやはしの向きは同じか
  • お皿をきちんと重ねているか
  • ストロー・パン袋はきちんと袋の中に入れているか(出てしまったら、もう一度入れ直しているか)

…チェックします!

大変ですが、最初の一ヶ月を厳しくしておくと、後々子どもが自分でできるようになります。逆に最初の一ヶ月優しくしておくと、後々気になって注意しても子どもは「なんで今さら?」と言うことを聞いてくれません。

「ごちそうさま」の後のルール

  1. 日直さんが「ごちそうさま」のあいさつをしたら、掃除がある場合は机を後ろへ下げる
  2. 給食当番は、すぐに並ぶ
    ※白衣の番号順
  3. 給食当番全員が並んだら、班長が「出発します」と声をかける
  4. 教師が「はい」と言ったら、出発する

教師は食缶を返した後は、必ず教室に戻り、配膳台と布巾の片付けがきちんと行われているかチェックします。意外と、忘れて遊びに行ってしまう子どもが多いです。

指導方法

<準備するもの>

  • 画像3種類(プリントアウトして、四隅に磁石をはっておく)

準備するのが大変だと思います。ページの最後にPowerPointのデータを掲載しています。よければ使ってくださいm(__)m習っていない漢字等の変更もできます。

はじめて給食がはじまる日の4時間目に、指導をします。

こちゃ
こちゃ
今日からあるものがはじまるね。何がはじまりますか?
子ども
子ども
はい。給食です

ものすごく大切な指導ポイント①

こういったとき、「はい!」と手を上げて発表を待つ子どもがいます。これをそのままにしておくと、当ててもらいたい思いから「はい!はい!」「はいはいはいはい!」…と騒がしい教室になってしまいます(–;)

また、手を上げてもいない(当たってもいない)のに「給食!」と答えをボソッと言ってしまう子もいます。
初任者教員は、こういう子どもの発言を拾ってしまいがちです。拾ってしまうと、「こうやって発表したらわざわざ手を上げなくても発表できるじゃん」と思われてしまいます。一度全員を落ち着かせてから、「発表するときは、黙って手を上げます。当たったら、『はい』と答えて、発表しましょう」と伝え、もう一度やり直させます。

一度このルールの説明をしても、子どもがルールを守るとは限りません。ルールを守らせられるかどうかは、主に教員の反応が徹底されているかで決まります。

つまり、「はい!」と手を上げて発表を待つ子どもは当ててはいけません。また、手を上げてもいない(当たってもいない)のに答えを言ってしまう子どもを当ててはいけません(発言を拾ってはいけません)。

こちゃ
こちゃ
そうですね。今から、給食のルールをお話します
こちゃ
こちゃ
(画像を見せながら)まず、タイム係が…

※給食当番が並ぶ場所も伝えます
※給食当番以外の人はまだ手を洗わないことも伝えます

ものすごく大切な指導ポイント②

給食当番以外の人はまだ手を洗わないことを伝えたとき、えっ!どうしてですか!?」と突然言い出す子どもがいるかもしれません。そのときは、黙ってじー…っとその子を見ます。そして落ち着いたら、「今はお話しています。質問は最後に聞きます」と伝え、話を進めるようにします。ここで反応してしまうと、「質問があるときはこうやって途中で聞きたいときに聞けばいいのか!」と解釈し、話が進まなくなっていってしまいます。他の子どもも真似しだすようになるので、怖いですよ…。

2回目からは黙ってじー…っと見て、子どもがはっとしたら何も言わずに進めていって大丈夫です。

こちゃ
こちゃ
(画像を見せながら)給食が教室へ来ました。給食は、給食当番さんが配ります。窓側からこのように配っていきます

※画像はどちらでもOKです

ここまで説明したら、質問を受け付けます。
中学年以上であれば、最低限、ここまでの説明で大丈夫だと思います。
あとは実際にいただきます(給食当番以外の人が手を洗に行くの含む)した後、↓の画像を見せて

10分間はおしゃべりせず食べます(タイマーをセット)
まず減らしたい人おいで
増やしたい人おいで
今日は食缶が空になったので、食べ終わった人は片付けていいですよ

…と、こんな感じで流せばOKです。

実際に説明しても、一度では覚えられない子どものために…

一度では覚えられない子どもがいます。私も覚えるのが苦手なタイプなので、とても気持ちがよくわかります…。
そんな子どものために、給食の時間に、準備した↑の画像3種類を黒板にペタッとはるようにするとわかりやすく助かります。(覚えたらはるのをやめます)

注意して見たいポイント

  • 10分間はおしゃべりせず食べますが、おしゃべりの声の大きさに注意!騒がしくなりすぎないように。
    「声が大きいです。近くの人と、大声にならないくらいの声でお話をします」
  • 給食時間中の立ち回りは禁止します。
  • 放送の時間は静かにさせます。

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