
Contents
勤務日初日の様子📕

辞令交付式の後は、学校へ直行!
勤務初日、つまり4月最初の平日ですね。
この日は辞令交付式が行われます。辞令交付式は、私の自治体では午前中だけでした。
辞令交付式の後は、校長先生から「なるべく早く学校に来て!」と言われていました。
「辞令交付式が行われる場所までは公共交通機関で来るようにって言われていると思うけど、こっそり車を使ってもいいから早く来てほしい」とも…。
辞令交付式後、車の中で急いでご飯を食べて(20分くらいで食べました)、学校へ向かいました。
どうして早く学校に来てほしいの?
担任を受け持つ教員は、始業式までにやらなければいけない仕事があります。
その仕事量は、ベテラン教員でも定時で帰ることができないくらい多いです。
ですので、ベテラン教員は4月の勤務日初日、一斉にこの仕事に取り掛かります。
もちろん、1年目から担任を受け持つ初任者もこの仕事をこなさなければいけません。ですが、辞令交付式に出席しているため、スタートが遅れてしまいます。
つまり、仕事に慣れていない人が、たくさんの仕事をこなさないといけないのにスタートが遅れてしまっている状況なのです。
学校へ着いたら
学校へ着いたら、まずは職員室で挨拶をしました。
もうすでに他校から赴任されて来たベテランの先生方はあいさつを済ませていたようで、初任者2人だけで自己紹介をしました。
その後、自分の机を教えてもらい、席へ向かいます。
そして、同学年の教員に「改めまして○○です、これからよろしくお願いします」と挨拶をしました。
自分の席に着いたらすぐにお仕事
自分の席に着いた後、「まずはこれをしたらいいですよ」と言ってもらえるかどうかは、正直同学年の先生次第です。
私の場合は言ってもらえませんでした。基本的にくっついて教えてくれる人はいません。
ですので、「まずは何をしたらいいですか」と質問して、はじめて、お仕事スタートです!わからないことがでてきたら、“すぐに”質問していこう!
お仕事をしていると、「ここどうしたらいいのかな」「次は何をしたらいいのかな」とどんどん質問が出てきます。
そんなとき、ベテラン教員をチラッと見ると、
カタカタカタカタカタ…(パソコンを打つ音)
「○○先生、このことなんですけどちょっといいですか…(スタスタ移動しながら)」
…と、常にずっと動いています。
ベテラン教員の方々は、初任者教員と同じ仕事(担任の仕事)に加え、校務分掌という仕事をいくつか受け持っているので、本当に忙しいです。
ですが、遠慮しているとどんどん仕事が遅れてしまいます。
自分がしないといけない仕事量がわからない中で遠慮すると、後々かなり焦りますよ(体験談)。
それに、始業式までに作った方がいいものはたくさんあるので、仕事はどんどん終わらせる方向がいいです。
わからないことがあれば、すぐに聞きましょう!
ベテラン教員も「何もわからない」ということがわかっているので、大丈夫ですよ!
勤務日初日は、名簿を作ろう!📕

名簿を作る前に
始業式までにやらないとしけない仕事はたくさんありますが、どれも基本的には名簿がなければできません。まずは名簿を作りましょう!
名簿の作り方
- 自分が受け持つ学級の大きめの紙をもらう
※この紙には、1枚に子ども1人の名前と、ちょっとした情報が書かれた小さい紙が人数分配られています - (1)①の紙を見ながら、エクセルに名前を打ち込む
(2)名前順に変換する
(3)番号を振る
- ここで、注意点。ベテラン教員の中には、名前を打ち込むだけでネームプレートの型紙が作れるスーパー名簿データを持っている人がいます。
スーパー名簿データとは、名簿表に名前を打ち込むだけで
- 普通の漢字表記の名簿
- ひらがなの読み付き名簿
- ネームプレート用データ(漢字 名字)
- ネームプレート用データ(漢字 名前)
- ネームプレート用データ(ひらがな 名字)
- ネームプレート用データ(ひらがな 名前)
ができちゃうデータのことです。ネームプレートを簡単に作成できて楽なので、聞いてみるといいですよ。
必ず持っているわけではないので、注意してくださいね(^-^)
名簿を作り終わったらできること
名簿を作り終わったら、できることがいくつが出てきます。
書類の振り分けができる!
書類の振り分けとその後の流れ
- 前学年から引き継いだ子ども一人ひとりの書類を、各学級に振り分ける
- 自分の学級の書類を名簿順に並べる
- 1枚1枚に出席番号を書く
- 1枚1枚に担任の名前ハンコ(普段使っている印鑑ではありません。学校が準備するゴム印です)を押す
おそらく、同学年のベテラン教員は初任者教員が辞令交付式に出席している間に、名簿を作り終わり、振り分けるのを待っています。
みなさんが名簿を作り終わったら、すぐにこの作業に入るでしょう。
子ども用のゴム印の振り分けができる!📕

先程先生用のゴム印が出てきましたが、実は子ども1人1人の分のゴム印も存在します。
こちらも書類同様、全学年から引き継ぎ分けていきます。
子ども用のゴム印の振り分けが終わったらできること
子どものゴム印の振り分け後は、さらにできることが増えます(^-^)
- ◯◯簿、△△簿の作成※1
- 集金袋の作成※2
※1…書類の振り分けで扱った“書類”は、子ども1人につき1枚は紙が存在しています。
大体は前年度から引き継いだものが多いです。一方こちらの“○○簿、△△簿”というのは、学級全体で1冊となっています。また、前年度から引き継ぐわけではなく、毎年新しく作ります。
※2…集金袋は、学校によって不要な場合があります。作るのか、必ず確認をしましょう!
です。
◯◯簿、△△簿の作成は、種類によって作り方が違いました。また、集金袋も、学校によって作り方が違う場合があります。ベテラン教員に聞くといいですよ(^-^)
その他の名簿を作り終わったらすぐにできること
名簿を作り終わったらすぐにできることは、まだまだあります。
例えば…
名簿を作ったらすぐにできること
- 名簿の印刷
⇨50枚くらいしておくと安心 - ネームプレート作成(ひらがながオススメです!)
(1)スーパー名簿データのネームプレート画面を印刷
⇨2部作ると後々便利
(2)印刷したシートは切らずに、そのままラミネートする
(3)ラミネート加工したシートを切る
(4)1つ1つ角を丸く切る
(5)裏に磁石を貼る
ただ、先に作っておかないと全体に迷惑がかかることから取り掛かるようにしましょう。
私はこれで叱られました(^^;)
ネームプレートを作るとき…
ラミネート書こうしたシートを切るだけだと、角を触ったときに痛いです。
それで、4つの角を丸く切るのですが、30人×2セット分ハサミで切るとなるとかなり大変に感じました。
そこで、急遽こちらを購入しました。↓
結局1年を通して4月はじめにしか使いませんでしたが、この時期はけっこうバタバタしているので、時短となり便利でした。角もハサミで切るよりきれいで、買って良かったです。
余談
この名簿と書類関係で2日かかりました(1日目は午前中は辞令交付式なので、実質1日半)。でも、実際やってみて思ったこと。
もっと楽になってもいい作業だよね…?
ゴム印である必要、あるんでしょうか…。
名簿を入力したら、
- ネームプレートができて
- 書類分けも終わって
- 全ての書類の担任の名前が出てくるべき場所に名前が出てきて
集金袋も印刷されちゃう(いや、これはもう引き落としにしてください)
そんな風になったらいいのにね…。